七ふくたいむず2023 11月
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23.11.27
寒さを徐々に感じるようになりましたが、気温差が大きく、自律神経の乱れが起こりやすい季節でもあります。
自律神経を整えるためには良質な睡眠が何よりも大切です。
今月は睡眠について解説していきたいと思います。
七ふくたいむずにもあるように、日本人は睡眠時間が他国を比較して短いことがわかります。
スペインなどでは、昼間に長めの休憩をとる『シエスタ』という習慣があります。
必ず昼寝している訳ではありませんが、睡眠に対する考え方も国によって違うことが影響しているかもしれません。
人体には自然治癒力というものがあります。体に不具合があったとしても、体は修復しようとします。
炎症が起きたり、熱が出たり、咳が出るのも広い視点でみれば、自然治癒力によるものです。
この自然治癒力を促進するものとして睡眠はとても重要です。
人は寝ている間に、体のあらゆる場所を修復しています。
大谷選手が睡眠を大切にしているのも、体の回復を狙ってのことだと思います。
アスリートは体の損傷が大きく、特に持久力系のスポーツである、野球の投手やサッカーやラグビー、バスケットボールなどは、回復にかかる時間が必要です。
その時に睡眠の質がとても重要になります。
良質な睡眠が取れていれば、体は勝手に修復しますし、トレーニングの効果も高まります。
アスリートだけではなく、一般の方にとっても睡眠が重要なことはみなさんご存知かと思います。
良質な睡眠に必要な条件をいくつかありますが、まずは体がリラックスしていることです。
体をリラックスさせるためには、呼吸法を取り入れる、マッサージ、ツボ押しをする、寝る前に食事をしない、スマホを長時間見ないなどがあります。
特に冷えなどがあると睡眠に悪影響があります。
寒い時期には足湯も効果的です。
バケツを用意することが面倒な方は風呂桶で手や肘を温めるだけでも効果があります。
睡眠の質を下げる物は生活の中にたくさんあります。
それらをいかに遠ざけて生活するかがカギになります。
関係ないと思っていることでも、影響していることもあります。
生活の質を上げるために、今後も小まめに情報提供をしていきたいと思います。