七ふくたいむず2022 1月
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22.01.31
今年も毎月『七ふくたいむず』を来院時にお渡ししていこうと思っております。
しかし『七ふくたいむず』はA4用紙1枚のためお伝えする情報量が限られてしまいます。
そこでホームページ上のトピックスを利用してさらに詳しく深堀した内容を書いていきます。
1月のテーマは睡眠についてでした。
睡眠を妨げる物はたくさんありますので、まずはその影響を少なくすることがとても重要です。
睡眠環境が整わない状態では、あれこれ対策を講じても、効果が表れにくかったり、無駄になってしまう可能性があります。
この他にも日中の活動量を上げたり、運動、ストレッチをすることも効果的です。
そして一番大切なことは『呼吸』です。みなさんは正しい呼吸ができているでしょうか。
そもそも正しい呼吸とはどうゆうものでしょうか。
この辺りから勉強していきましょう。そもそも深くて良質な睡眠を生み出すものは、深くて良質な呼吸です。
呼吸が穏やかに、なることで自律神経が整います。
自律神経が整うことで、自然と眠りにつくことができます。以前からの繰り返しになりますが、自律神経を整えることで不眠だけでなく、頭痛やめまい、消化器症状などの諸症状も改善する可能性があります。
では良質な呼吸とはどういうものでしょうか。
まず睡眠中は起きている間よりも呼吸は深くなります。活動していないので当然かもしれません。大事なことは寝る時に深くゆったりとした呼吸を意識して行うことです。
注意するポイントは、息を吐いて、次に吸うまでの『間』を意識することです。
この吐いてから次に吸うまでの間、つまり吐いても吸ってもいない時間を作り出すことが大切です。
その間を作ることで体が適度にリラックスして無駄な力が抜けていき呼吸が安定してきます。
難しい場合は吐く時間を少し長くすることから始めてください。
十分な間があると、次に吸おうと意識しなくても勝手に吸えますし、そこに努力は必要なくなります。
呼吸がしんどい人の共通点は吸ってばかりいて吐けない人が多い印象です。その点を意識して行うと変化を感じやすいかもしれません。
呼吸を意識できたら、呼吸以外のことをできるだけ考えないようにします。
これが少し難しいかもしれません。眠れない時は不安や雑念が沸きやすい状態にあるため、頭の中が整理されていないことが多いです。
時間をかけてゆっくりでもいいので、頭の中を静かにするように意識してみましょう。
そしてまた呼吸に目を向けていきます。瞑想の方法なども参考にしてもらうとより効果的かと思います。
自律神経を整える方法は過去にも書いていますし、ブログの方にもいくつか載せていますのでよければ参考にしてください。
また朝の寝起きが悪い方は、ベッド上で行うストレッチなども効果的です。
また適度に耳を引っ張ることで頭がシャキッとなる人もいるかもしれません。
こちらも一度試してみてください。
来月はめまいについて勉強していきます。
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