さわやか体操2021 10月編 秋から冬にかけての過ごし方・対策
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21.10.29
気温がグッと低くなり、秋から冬にかけての準備が必要な時期です。
今年は夏から秋にかけての気温の変化が急激で、体における季節の入れ替えがスムーズにしにくい状態です。
特に自律神経の問題が解決できないと、不眠やめまい、頭痛、消化器症状などが出てしまう可能性があります。そのような症状を軽減し、スムーズに季節の入れ替えをすることができると、生活の質も高くなり体も軽やかになります。
これらを実践するための考え方や対策などをご紹介していきます。
まずこの季節は体が冷えがちです。
特に朝晩の寒暖差や1日ごとに気温の変動が大きいため、身体への負担が大きくなります。体の冷えには『足湯』です。
8月にも書きましたが、足や足首の周囲は冷えやすく、冷えが全身に影響しやすいため、一番重要になります。
方法はブログでも紹介しているため参考にしてください。
効果的な足湯のやり方|医療法人七ふく会 ふくいクリニック|note
次に腎臓への対策です。腎臓は水分の調節や血液のろ過を行っている臓器ですが、秋から冬にかけて負担が大きくなりやすいのが特徴です。腎臓が疲れると腰痛や泌尿器系の問題が出現する可能性が高くなるためしっかりケアをしていきましょう。
まず呼吸を穏やかに行い、全身をリラックスさせます。
次に体を捻じります。仰向けで膝を立てて揺らすようにしてゆっくり動かします。そして内もものマッサージも行います。内ももには、たくさんのツボがあり、特に泌尿器系の問題は内ももの硬さなどになって現れることがあります。
内ももの硬さが取れることで血流がよくなり冷えが解消できる可能性があります。
むくみがある場合にも効果的ですので一度行ってみてください。最後に足指のマッサージです。足の冷えの場合足の指が硬くなっている可能性があります。そこで足の指を広げるマッサージを行います。
特に3番目と4番目の指の間が冷えのツボです。
この場所をゆっくり刺激することで足への血流が改善されます。
いかがでしょうか。秋から冬にかけての季節は体調を崩したり、痛みを感じたりすることが多いと思います。
自律神経や冷えの影響以外にもさまざまな原因がありますが、まずはできることから始めてしっかり対策をして寒い冬を迎えましょう。