さわやか体操2021 3月 これだけは抑えたいストレッチ
-
21.03.31
今月はストレッチについてやっていきたいと思います。
皆さんは普段、ストレッチをどのような目的で行っていますか。
筋肉をほぐしたいとき、準備体操、整理体操、姿勢を正したいとき、血流を良くしたいときなど色々あると思います。
ストレッチを行う時の目的として最も大切なことは、筋肉を正しい位置に整え、動きやすくすることです。
筋肉は伸びたり、縮んだりしますが、長い時間動かさなかったり、同じ姿勢を取り続けていると縮み、硬くなってしまいます。
硬く縮んだ状態が続くと血流が悪くなり、老廃物が溜まるため、痛みやだるさなどを引き起こします。
また骨や関節の歪みやずれを生んでしまうため、体全体のバランスが崩れる可能性もあります。
つまり筋肉を正しい長さに戻してあげることで、動きやすい状態となり、本来体が持っている柔らかさやしなやかさを取り戻し、機能を高めることができます。
その柔らかさ(柔軟性)としなやかさ(協調性)を取り戻すために行う方法の一つがストレッチになります。
筋肉をほぐしたり、緩めたりする方法はマッサージや筋膜リリースなど他にもありますが、一番わかりやすく、簡単にできるためよく使われます。
ストレッチを行う際に注意していただきたいポイントが何点かあります。
1つ目は力を抜くことです。
伸ばそうとしている筋肉に力が入っていてはうまく伸ばすことができません。
力を抜くための方法としては、呼吸をとめないこと、痛みの無い範囲であることなどがあります。
2つ目は時間です。
伸ばす時間の目安として所説ありますが、30秒以内が良いかと思われます。
あまり長い時間行うと、逆に硬くなったり、痛みが出る場合があります。
また短すぎると、効果を十分に発揮できない可能性もあります。
3つ目に伸ばし方です。
ゆっくりじわーっと伸ばしていく方法とリズミカルに伸ばす方法がありますが、筋肉を緩めて柔軟性を出す目的で行う場合は勢いを付けずにじわーっと優しくゆっくり伸ばしてあげることが良いと思われます。
これらを意識して行うことで効果的なストレッチが可能になります。
今回は是非習慣化していただきたい3つのストレッチを紹介します。
いかがでしょうか。
どれも簡単ですぐにできるストレッチですので、気持ちと時間の余裕がある際にやってみてください。
特に股関節や体幹は体の中でも軸になる場所ですし、痛みや不快な症状の原因となりやすいのでお勧めです。
季節も春になり、暖かくなってきましたので、体も動かしやすい気候です。
出来る範囲の運動を積極的に行い体の調子を上げていきましょう。