さわやか体操2020 9月 体調を整えるツボ押し
-
20.09.30
ふくいクリニックのブログ更新中!
下記のURLからアクセスできます
今月は「ツボ押し」をテーマに行いました。
ツボは東洋医学においてよく使われる物で「経絡」や「経穴」とも呼ばれます。
ツボは全身にたくさんありそれぞれ効果が異なります。
簡単で気軽でできるものを紹介していきます。
その前に東洋医学について説明していきます。
東洋医学にはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
東洋医学の歴史は2000年以上あり、中国で行われてきました。
現代のような医学が進歩する遥か前から、健康維持や病気の治療を目指してきた医療であり、基本は自然治癒力を引き出すことです。
我々がよくお世話になる西洋医学では検査データなどで科学的に病気の原因と特定し、的確な治療をすることを目標としています。
膨大なデータや研究に基づいた、根拠のある医療を発展させることで庶民に定着しています。
しかし西洋医学では、症状はあるが検査データで異常がないという状態が出ていきます。
いわゆる「未病」という状態です。検査上異常がなければ、治療しないという選択肢になることが多く、患者さん側からするとすっきりしない場合があります。
この未病という状態に対して強さを発揮するのが東洋医学です。
東洋医学では自然治癒力を充実させることが得意です。そのため、病気の診断がつかないような症状に対して、効果的に治療することができます。
東洋医学の代表的なもの、身近なものとして漢方があります。
漢方は自然界にある植物や鉱物などの生薬を複数組み合わせて作られた薬です。
病院にこられて薬を処方されたことがある方は非常に多いのではないでしょうか。
当院でも漢方を積極的に導入しております。苦手な方もおられると思いますが、カプセル剤もあり、オブラートなど飲み方の工夫などで改善されるかもしれません。
話が脱線しましたが、ツボの話に戻します。
経絡や経穴と呼ばれるツボですが、鍼(はり)や灸(きゅう)などで刺激されることが多いと思います。
実際ご自身で行う場合、鍼は使えませんので、指で押すということが主になります。
ツボを押すことで気の流れや血液の流れが良くなるため、全身の循環や臓器の動き、筋肉の張りなどが解消されて症状が軽くなるとされています。
長らく科学的には証明されていませんでしたが、近年では西洋医学と関連する部分があるという研究もあり、今後益々注目される可能性が高い分野です。
さわやか体操では部位で大きく分けて、頭・首、腕、体幹、足に分けて行いました。
代表的で行いやすいものを厳選して資料を作りましたのでそれぞれ見ていきましょう。
いかがでしょうか。
便秘や胃腸の不快感など薬は飲みたくないけど、症状は抑えたい場合は日常よくあるのではないでしょうか。
肩こり、首コリや腰痛など整形外科的な症状にも効果があるとされていますので是非実践してみてください。
ふくいクリニックのブログ更新中!
下記のURLからアクセスできます