さわやか体操2020 6月 肩甲骨を自由に動かす

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さわやか体操2020 6月 肩甲骨を自由に動かす

  • 20.06.25

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    さわやか体操ですが、今月は「肩甲骨を自由に動かす」をテーマに行いました。

    以前にも紹介しましたが、肩こりや首こりは多くの人が経験し、悩まれている症状でもあります。

    もちろん原因はさまざまであり、姿勢や体幹、股関節などの動きの問題など、今回取り上げる肩甲骨だけで解決できるものではありません。

    しかし生活様式の変化やパソコン、スマートフォン、タブレット端末などの普及や、オンラインでの作業、会議、授業などが多くなることで、我々の体にとって不都合な状態が生じる環境に置かれています。

    そんな状況を簡単な動きで、少しでも軽減できればと思います。

    まず肩甲骨について簡単に説明していきます。

    スライド1.JPG

    肩甲骨は背中の上の方に位置している三角の形をした骨です。

    肩甲骨は肋骨の上にへばりつくように位置しており、首の脇にある鎖骨や腕の骨である上腕骨とつながっています。

    肩甲骨は肋骨の上にあると言いましたが、他の部分に強く固定されている訳ではないため、他の骨と比較して上下前後左右に自由に動きます。肩甲骨の周りには多くの筋肉が付いており、それらの筋肉は繊細に協力しています。

    しかし猫背で座るなど同じ姿勢で長時間過ごすことで、これらの筋肉が硬く動きにくくなります。その結果、肩甲骨を含めた周辺の筋肉や関節が動きにくくなるため、痛みがでたり、コリになることがあります。

    特に肩甲骨には多くの筋肉が付いているため動きの制限を受けやすい上、他の骨や関節、靱帯、筋肉への影響も多く出ます。

    最近では肩甲骨はがしや筋膜リリースなど、健康雑誌や本で取り上げられることもありますが、個人的には方法よりも動きを理解した方が、運動の効果は高まると考えています。

    肩甲骨は自由に動くと言いましたが、動く方向があります。

    スライド2.JPG

    大きく分けると、この3つがあります(厳密にはもっと複雑な動きをします)。

    これらの動きを取り入れることで、肩周辺の筋肉をほぐし、動きやすい状態にすることができます。

    その結果肩こり、首こりが軽減する可能性があります。

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    このような運動を仕事中や作業後、就寝前、起床時など定期的に行うことでコリが蓄積するのを防げるかもしれません。

    普段中々動かさない方向、部位だと思いますので、まずは隙間時間を有効活用して、無理なく始め、症状が軽減できるようにしましょう。

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