朝の体操(2月)
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19.02.27
寒さも徐々に和らぎ春の兆しでもある花粉が舞い始めました。毎朝くしゃみとの戦いです。
さて今月も全4回実施しました、朝の体操です。今月はあまり伸ばす機会が少ない筋肉のストレッチを行いました。
1週目は腸腰筋です。あまり聞きなれないかもしれませんが、足の付け根の前側についている大きくて重要な筋肉のひとつです。この腸腰筋が硬く働きが悪くなると、骨盤を安定させることが難しくなるため腰痛や悪い姿勢の引き金になります。伸ばす機会が少ない原因は伸ばすことが難しいからかもしれません。骨盤と太ももの筋肉をつないでいる筋肉ですので立った状態で足を後ろに下げれば伸びるのですが、腰が柔らかい方は腰で沿ってしまい肝心な腸腰筋が伸びないケースを多いです。ですのでストレッチを行うときの姿勢と意識が大切になります。
2週目は中殿筋です。これはおしりの横あたりについている筋肉です。この筋肉も硬くなると腰痛や股関節痛を引き起こしやすくなります。ストレッチ自体は立ったままで行なえますので仕事中にもすることができます。
3週目は腹斜筋群です。実際はもっと多くの筋肉がストレッチされています。少し古いですがデューク更家さんのウォーキングフォームのような格好でストレッチを行います。これは腕から足まで一気に伸ばすことができるため効果を感じた方が多かったようです。
4週目は首回りの筋肉のストレッチです。首周辺には多くの筋肉がついており、さまざまな方向へ動かすためストレッチする際にも首の向きが重要になります。肩こりや頭痛、めまいの原因となることが多い部分ですのでしっかり復習して実践していただきたいところです。
ややマニアックなストレッチですので文章で説明することができませんが気になる方は理学療法士岡田までお問合せください。
来月からは来年度に向けて少し取り組み方を変えて、より個別性を持った内容にしていきたいと思います。そのため3月1か月間かけてスタッフの身体を評価し、それぞれに合った内容での運動を実践していきたいと思います。
理学療法士 岡田祐介